ラグビーW杯の国歌斉唱問題が解決 フランスが大合唱で海外納得「最高の状態に戻った!」 | THE ANSWER
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は14日(日本時間15日)、プールAの第2戦が行われ、世界ランク3位フランスと同17位ウルグアイが対戦した。今大会は試合前の国歌斉唱で録音された児童合唱団の歌声が流されたことが批判を浴びていたが、この日は選手が観客と大合唱。動画がSNSで拡散し、海外メディアも「最高の状態に戻った!」「正義が下された」と納得している。
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国歌斉唱で戦いへの雰囲気がつくられた。今大会、試合前の国歌斉唱は録音された児童合唱団の歌声が流され、違和感のある様子に批判が集まっていたが、この日のフランスは選手、観客が一体になって大合唱。荘厳な雰囲気で試合を迎えた。
大会公式X(旧ツイッター)などが動画を公開。X上の海外メディアや記者たちが反応した。
英専門メディア「プラネット・ラグビー」公式Xは「ずっと優れた演奏のラ・マルセイエーズだ! 最高の状態に戻った!」と絶賛した。英紙「デイリー・ミラー」のアレックス・スピンク記者も「ラ・マルセイエーズ……ずっといい出来だ。よくやったぞ」と納得。ケニア紙「ザ・スター」などに寄稿するジャーナリストのエリック・エヌジル氏は「ついにラグビーW杯の国歌斉唱に正義が下された」と記した。
開幕第1週は批判を浴びていた国歌斉唱の方式。これを受け、大会組織委員会は国歌やアンセムの音源を各チームが選択できるようにすることを明らかにしていた。この日はフランスが27-12で勝利。開幕2連勝を飾り、初戦だったウルグアイは黒星スタートとなった。
過去3度準優勝のフランスは初優勝へ、開幕戦でニュージーランドを撃破。5度目の出場となる南米の雄・ウルグアイはこの日が初戦だった。プールAは第1週を終えてイタリアがボーナスポイントを含む勝ち点5で首位、フランスが同4で2位、以降はウルグアイ、ニュージーランド、ナミビアの順だった。